みなさまこんにちは。ぬまこです。
誕生秘話という形で、CHAORAS®スポーツてぬぐいがどのようにして生まれ、進化し、現在の商品としてお手元に届いているのかをなるべくベタベタコテコテの関西(泉州)弁をわかりやすく通訳しながらご紹介しました。
この誕生秘話をお伝えしていく中で、脱線しそうでお伝えできなかったあれこれをコチラでお伝えいたします。
生地を織ること
織機がもはや生産されていないものであることはお伝えしました。
これ、1台で1日30~40枚分のてぬぐいの生地しか織れないのです。。。
オリジナル生地ゆえの悩みでもありますが、貴重ですよね!
「てぬぐいと言えばもうCHAORAS以外使えない」というお声をいただく度に、より一層良いものを提供していかねば!とスタッフ一同励みとなっております。
晒(さらし)
晒ってナニ?と思いますよね。不純物を取り除く工程なんですが、具体的にどんな事をするのかというと、
こんな風に大きなかごに生地を入れて
36時間かけて煮ます。
もちろん、この重さは人力ではどうにもならないので、クレーンのような機械で釣って上げ下げします。
これが終わると脱水、乾燥と続きます。
水を吸った重い生地を脱水機に入れるのは人力です。。。
特殊な染
てぬぐいを染めることって、基本的に「Welcome! It’s my pleasuer!」と言ってもらえるところ、ほとんどありません。
てぬぐいに使用する生地は繊維の毛羽立ちがあります。
・・・という事は、染まりにくいのです。
プリントゴッコってご存じでしょうか。(年齢バレるけども)
あのスクリーンと同じような原理で染めてるんですけど、繊維の毛羽が目詰まりを起こすんですよね。
詰まったところは当然染まらない=B品増える=染めは困難
という図式です。
しかも、そもそもバンブーレーヨンを使っている事で染まり辛いのに、なるべく裏まで染めたいので、普通は染料を1回押し込むだけなんですが、2回押し込むんです。
スケージが行って返ってくるので、染料が跳ねたりするんです。繊細な調整をしていただいています。
染料跳ねる=B品増える=染めはますます困難。。。
染めを引き受けてくださるところ、1社のみです。。。泣
検品について
最低でも全品3回
・染めの後、きれいに染まっているかどうか、染ムラがないか
・縫製後、生地や染、縫製に不具合がないか
・箱詰めの際に染めや生地に不具合がないか
確認しています。
それでも、万が一製品に不具合がありましたらお知らせください。
これからも皆様の笑顔のそばにCHAORAS®があることを誇りに。