皆様こんにちは。社長に聞いてみたシリーズもとうとう第4話となりました。
前回は、CHAORAS®スポーツてぬぐいがなぜ使い始めからふんわり肌当たりが良いのかについてお伝えいたしました。
ここまで読んでいただいているアナタはもうCHAORAS®スポーツてぬぐいマスターと言っても過言ではありません。
是非ご友人にもCHAORASとうんちくを。。。
では第4話
てぬぐい端っこのほつれ問題について
ある時、自転車を趣味にする方がヘルメットの下にてぬぐいを巻かれていたところ「やぶれてますよ」と言われていて。。。
アウトドアギアってみんなこだわって大切に揃えてらっしゃるから、てぬぐいもカッコよくありたいなと。
アウトドアに限らず日常的に使うてぬぐいも、切りっぱなしているのが当たり前で縫うなんて邪道だと言われてしまえばそれまでだけど、使う人の利便性も考えると縫ってある方がいいんじゃないかと。
端が縫っていないのは、干した時にタテ糸に沿って水分が放出されるから乾きやすい。
でも、ほつれてきたところを洗う度にちょきちょき切るって面倒だから使う人にとっては不親切かもしれないし、見た目もよくない。
だからと言って三巻(みつまき)にしたら乾きが悪くなる。
(ぬまこプチ解説)
わざわざの説明もご不要かと思いますが、一応。 三巻です。
ハンカチやタオルなんかでよくみかけると思います。
この巻いたとこだけ湿ってるあるある。
乾きが悪いから雑菌・臭いの元になってしまいます。
切りっぱなしって生地を割きやすいから、昔は美しいお嬢さんの鼻緒が切れた時応急処置なんかに便利だったと思います。たぶん。知らんけど。
いまはむしろ「昔ってそんな使い方されてたのか」と思われる方もいらっしゃるかも?
そもそもてぬぐいを割くという意識、職業としててぬぐい扱ってても持ち合わせてないかもしれません。
化学繊維で縫ってしまったら土に還らないから本体と同じように綿を使って、端を折り返さずにカッコよく仕上げてくれるところはないかと工場を探して、たどり着いたのが今CHAORASスポーツてぬぐいの縫製を一手に引き受けてくれている縫製工場。
(ぬまこプチ解説)
この、オーバーロックの縫製、当然ながら 1枚ずつ専用のミシンで縫子さんが「ダダダダダダダ」と縫ってくださってます。
しかも、歪まずにほつれないようにというクオリティを実現できる工場って、なかなかないのです。
欠品のあの商品、再入荷まだかな~とお待ちいただいている方もいらっしゃるかと思いますが大量生産というのが難しい作り方をしています。すみません。
ここでオーバーロック加工という縫製ならば、切りっぱなしの生地を縫い糸で覆うため、きりっぱなしの良さとほつれなさの両立が可能だという事がわかった。
でも、ただオーバーロックをかければ良いってものじゃなくて、
1,カッコよさ
2,乾きやすさ
3,ほつれない

をベストな形にしたくて、今度は縫い目の幅をどうするかあれこれ相談することになった。
縫い幅を変えたり糸を変えたり思考錯誤でできたのが今のCHAORAS®のオーバーロック。
(ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ)
to be continued…