皆様こんにちは。今回は社長に聞いてみたシリーズ第3話です。
前回は、染の壁についてお伝えいたしました。
もう涙なしでは語れない誕生秘話です。
もちろんこの壁をクリアできたからこそ、今 皆様にCHAORASをお届けできているのですが。。。
今回のBGMは「情熱大陸/葉加瀬太郎」をおススメします。
では第3話
キッシキシの生地をどうふんわりさせるか
CHAORASの生地は普通の倍の時間をかけて晒してるから、ただでさえキシキシした風合いがさらに強く感じられる。
もちろん、使い込むほどに柔らかくなっていくけれど、その柔らかな風合いを手にした時から感じていただけるようにしたい。
だからと言って柔軟剤を使う=油分を塗布することになるから吸水を妨げてしまう。。。吸水性の良さをうたうCHAORASとしては避けたいところ。
更に肌に当たるものだからこそ成分にもこだわりたい。
再びここで悩んで色々と調べたりするうちに、椿系薬剤であれば吸水性を阻害せずに生地を柔らかくできることがわかった。
それで、晒工場の社長と一緒に、漬け込んだり吹き付けたりとまた試験を繰り返す日々が始まる。
できるだけ少量で最大の風合いを出せるように試行錯誤していく中で、生まれた技術がab・soft®(アブソフト)加工。
これで、柔軟と吸水 相反する問題が解決できるようになった。

(ぬまこプチネタ)
柔軟剤の成分は皮膚刺激性が強い成分が含まれているものが多いです。
肌の弱い方や小さいお子さんの肌荒れがある場合、柔軟剤を見直してみるのもいいかもしれません。
また最近は香りがずっと続いたりする柔軟剤なども人気があるようですが、香りカプセルが一日中次々潰れる仕組みのようです。うーん、、、どう考えてもケミカルで肌に良い感じが全くしない。
香害と書いて「こうがい」と読むんだとか。
to be continued…