アウトドアアクティビティのために生まれたてぬぐいブランド

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みなさまこんにちは。ヌマコこと沼田です。

以前から、CHAORAS誕生秘話など、CHAORASが出来上がる工程をお伝えしてきました。

 

今回は様々な工程の中から「晒(さらし)」について、おじさんとおばさんが晒工場にお邪魔して(ほんまに邪魔ばっかりしてました)全力で体験してきましたのでご報告したいと思います。

 

 

という事でこちら、晒工場

全国から織りあがった生地が届きます。

生地めっちゃあるやーん!と思いますよね。

これらの生地のほとんどは、いわゆる、岡とか文と呼ばれている綿100%の生地です。

色んな会社が自社の生地をこの晒工場に送って、晒をしてもらいます。

 

ちなみにCHAORASの生地は

この右側に積まれた4梱包のみ。(´・ω・`)ショボーン

これでもせっせと織っていただいているので文句は言えません

 

 

てぬぐいの生地って、織りあがったらすぐ染めというわけにはいきません。

色んな不純物が混ざっているので、36時間(!!)巨大釜で煮て白い生地にします。

これを「晒」といいます。

 

 

届いた生地を工場の2階へ運び、巨大なかごにびっしりと詰めていきます。

びっしり詰めたら、このかごを釜に入れて煮ていきます。

 

この日は梅雨の合間の良い天気だったんですが、工場は立ってるだけで汗ダク… ι(´Д`υ)アツィー

2階は息苦しいほどでした。

釜に火が着いている時は工場内50度超えるそうです

 

 

晒が終わるとこんなに真っ白!

 

ここから、脱水・乾燥・出荷準備です。

 

さて、脱水ですが、右の方に見えてる丸い機械が脱水機です。

みなさんよくご存じのぐるぐる回って水分を飛ばす、いわゆる洗濯機の脱水のアレです。

 

巨大かごから、ひとかたまりずつ取り出して、脱水機に入れる準備。

まずはおじさん登場

水吸ってるのでめちゃんこ重いです。恐らく10㎏位…

なので、素人がやると綺麗に積みあがらずガッタガタ

 

おばさんも渾身の力でやってみましたが、あまりにも役立たずなので早々に切り上げました。

 

 

積み上げたものを脱水機に並べていきます。

おそっっっ

そしておじさんも野次を飛ばしてくる始末…

 

ちなみにプロがやるとこんな感じ

笑顔まで出て余裕… やっぱりその道のプロは格好いいです

 

きれいにならんだらスイッチオンでぐるぐるスタート♪

 

そして脱水機から取り出すのも一苦労です。

背負い投げ的に台車に積んでいきます

一番上が素人のおじさんの仕業。やっぱりへたやな…

 

 

一定の生地が台車に用意できたら、シリンダー乾燥機という機械に生地を通し、乾燥させていきます。

 

 

乾燥した生地をきれいに畳んで、ようやく次は染工場に移動して染められます。

 

さらに、晒に使用した水は、排水基準値に達するように自社で浄水してから排水しないといけません。

なので、敷地内に浄水処理施設まで備えておられます。

排水はこのタンクでキレイに。中でバクテリアを飼って分解しているそう。

 

ほんとおじさんとおばさんはヒィヒィ言って邪魔しかしてませんでしたが、終始にこやかに対応していただきました。

 

ご協力いただける多くの人の大変な作業量に支えられてCHAORASが出来上がっている事を改めて噛みしめる事ができた、とても貴重な機会でした。

これからも1枚ずつ丁寧に皆様のお手元に届けていきます!

 

ではまた(@^^)/